2021年11月7日 木タイルづくり、漆喰の壁塗り


古民家再生活性化プロジェクト! ~古民家らしくなってきた~


2021/11/7

数日前まで雨の予報だったので心配していたのですが透き通るような晴天、さわやかな秋晴れの中、9組24人の親子が参加してくれました。




【11月7日(日)ワークショップ・スケジュール】

9:00~11:00頃

◎木タイルづくり(角材を磨いたり塗装したり)

◎残りの壁塗り(漆喰壁の続きです)

◎子どもワークショップ(ピタゴラそうちをつくろう)






朝のミーティング前、

今までの作業の成果を見ようとみんなで部屋をうろうろ。

四畳半の和室の突き当り、漆喰の壁に遭遇しました。ここは前回塗り終え、マスキングテープも外し作業が完了した一区画です。

前回は3週間前、その時はまだ漆喰がテカテカ光って、生々しい塗りたて感がありましたが、今はきれいに乾いて、畳と柱と障子の中にしっくりと溶け込んで随分前からここに居ますけどみたいなすました顔をしています。

一緒に壁塗りしていた参加者のみなさんも、かなり違った印象にビックリ!なんだか堂々とした古民家らしくなってきました。



そして手洗い場に移動して、今回つくる木タイルを貼る壁を説明。

今日塗装する四角い木片を360個ランダムに貼って壁に表情をつけます、といっても実際に貼ってみないとなかなか想像がつきません。これは今後のお楽しみということで…。





◆木タイルづくり(角材を磨いたり塗装したり)

今回も古民家チームのスタッフが計画から準備に頑張ってくれました。

たくさんの候補の中から試作を繰り返し手洗い場に合う色を5色選び、予算内に収まるようやりくりして今日までにしっかりと準備してくれました。



子どもたちも刷毛を持って塗装にチャレンジ!

刷毛が初めての子もいる中、最初はみんな恐る恐るといった手つきで塗料がつかないよう慎重に塗っていましたが慣れてくるとだんだん大胆に。

おかげで、予定していた塗料も全部使い切り、出来上がった木タイルを並べてみると153枚。必要枚数(360枚)の約半分を塗り終えることが出来ました!




庭では前回の続きで木タイルの研磨です。

元棟梁の梅崎さんが作ってくれた専用の木枠に木タイルを敷き詰めて電動サンダーで磨いていきます。

残念ですが今回梅崎さんは参加できませんでしたが、ゴルフで(内緒)。

それでももう慣れた手つきで、側面と角まで丁寧に仕上げてくれました!




◆残りの壁塗り(漆喰壁の続きです)

漆喰の壁塗りも終盤戦!

早速、常連のお父さんが材料の準備、養生シートの設置などテキパキと率先して始めてくれます。プロジェクトリーダーの天満さんも安心して任せてくれています。

壁塗りは初めてというお父さんも脚立に乗って高所作業を担当してくれました。

そして子どもたちもみんなで参加!

今回で三回目という子もいて、お手伝いというより、重要な戦力として大活躍です!

時間いっぱいまで頑張ってくれました。




◆子どもワークショップ(ピタゴラそうちをつくろう)

木工体験のためにノコギリ、カナヅチ、釘などスタッフが準備してくれていましたが、子どもたちは自由気まま。

最初のうちは椅子を作ってたかと思うと次は木タイルの塗装に興味津々。そのうち壁塗りをし出したと思ったら庭に出て走り回ってる。最後は塗装前の木タイルを並べてのドミノ倒し大会!

終わりの会の直前に全てのドミノが倒れて大人たちからも拍手喝采!

真剣に遊びを楽しむ子どもたちに脱帽です。




次回は12月12日、今年最後のワークショップになります。障子の張り替えに挑戦して埋めれ変わった古民家で新しい年を迎えましょう。


あちこちから「ここは私が塗った壁」の声、なんだか誇らしげに聞こえてきます。

本当にみなさんお疲れ様、ありがとうございました!

+くうねあ(プラスくうねあ)

「くうねあ」とはこどもにとって最も基本的な大事なこと「食う・寝る・遊ぶ」の頭文字をつなげて作った言葉です。 子育てしやすい社会のインフラづくりに取り組んでいる、株式会社くうねあの活動を紹介するサイトです。